7.29.2017

理由



何時もそこに居るのは、待っている人がいるからなのか。

ここに来る度に、そういうことを少しづつ知ることが出来ればいいと思った。

7.27.2017

さり気ない距離。


昼下がりの下町、近さ1メートルのすれ違い。
 
猫も人も当たり前のように我が道を行く。
 
町の共棲者だから可能な距離感。
 
どちらまで? ごきげんよう。
 
さり気ない挨拶が聞こえた気がしました。
 


7.26.2017

7.24.2017

真夏の公園

In a midsummer park

東京の夏も暑い。

朝晩の涼しさもなくなり、熱帯夜からそのまま続く真昼の照り返し。
夏休みといえど公園で遊ぶ子どももいない。

真夏の公園にいるのは、日陰で涼む猫と、それを撮るぼくだけ。









7.23.2017

夕涼み






蒸し暑い夜の街

でもキミは知っているんだね
クーラーが無くても
快適に過ごせる場所





7.22.2017

夕涼み

NikonD5+AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED



君の隣の席が空いてるね
近くにコンビニあったよね
ビール買ってくるから相席いいかな?


***


珍しくズームレンズを使ってる。
NikonD5を買ったばかりで色々と試していた頃だ。
データを確認したら
f/2.8  1/80秒  ISO12800 -2EV
夜空にノイズは乗ってるけど
A1くらいまでならプリントにも耐えれるかな
写真を始めた頃は
全紙でのプリントのことまで考えると
ISO800のネガフィルム使うのにも躊躇していたけど
良い時代になったなぁ
銀塩カメラを使っていた頃に妄想していた
魔法のカメラを手にしているんだからもっと撮れるでしょ?
と自分に問うてみる土曜日の朝。


池口正和




7.19.2017

君と我慢比べ

まだ早朝とはいえ日差しは徐々に強く、ジリジリと僕らを焦がしていく。
殆ど黒に近い錆色の君は暑いだろうに、まだまだ遊ぼうと余裕の態度。

7.17.2017

誰かが見ているぞ!

 
 
下町を歩くとよく目にする、「誰かが見ているぞ!」の看板。
 
真っ当な小市民の、影も頭も薄い、人畜無害な僕ですが
 
猫撮りの最中は、突然しゃがんだり、つい奥を覗き込んだり。
 
まあ、誰何されても止むを得ないケースも否定出来ません・・・。
 
それだけに、ミッキーマウスのシャッポをかぶったりして
 
今日もニコニコ、皆さんに挨拶を欠かさない
 
撮影行に余念がありません。
 
今日も「誰かが見ているぞ!」、と一喝された気がして
 
はっとして振り向くと、そこにサバトラ君の訝しげな表情が。
 
君だったら、いくらでもお説教を聞かされてもいいんだけどねえ~。
 
 
 
 


7.16.2017

君との距離。~繁華街の裏側で。~



君がその場所が好きなこと、
分かっているつもりだけれど、
やっぱりちょっと、寂しい。

やっぱり、
にゃん! と、可愛く鳴いて、
甘えてきてくれると、うれしい・・・。


7.14.2017

オープンガレージ

OPEN GARAGE

バイクや車を停めるところって、
どうしたって秘密基地感があるよね。

そう、ここは僕らのオープンガレージ。



7.13.2017

表裏





ロッカーを隔てて
繰り広げられる2つの物語

世間にとっては、裏側
でも僕にとっては、表側




7.12.2017

いつもの街のスナップ。

NikonD5+AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G


7月1日から10日まで
ゲスト投稿祭りとして10人の写真家さんに
登場していただきました

普段の東京猫色BLOGとは違う雰囲気を
楽しんでいただけたのではないでしょうか。

僕らメンバーも楽しかったし
各作家さんの素晴らしい作品に
勉強にもなりました。

ご登場いただいた作家の皆様
本当に有難うございました。



池口正和





7.10.2017

ハハネコ コネコ (星野俊光)




子育てを終えた母猫の安堵の表情が美しかった。




***


星野俊光

キヤノンギャラリー、コニカミノルタプラザ
エプサイト等で個展開催多数。
「写真はプリントにして、見て頂いてはじめて完結するアート」
をモットーに撮影以上に写真展開催に拘る。
猫の写真を犬猫写真とは呼ばせない、
そんな想いと決意で猫をモチーフにした写真を撮り続けている。

facebook: https://www.facebook.com/toshimitsu.hoshino


7月25日より開催!
『「鉄道」と「猫と鉄道」写真展』
https://railwayphoto2017.jimdo.com/





7.09.2017

横丁の猫 (阪 靖之)

         


この場所にはじめて訪れたのは10年くらい前
当初からかなり寂れていた。
ここの横丁は戦後の混乱期に建てられた・・・と、
唯一営業している居酒屋のご主人から聞いた。

カメラ:Panasonic LUMIX DMC-GM5
レンズ:LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH

***


こんにちは、もしくは、はじめまして。
主に大阪で猫写真を撮影している阪と申します。
写真はもちろん大阪の猫です。
東京と同じくここ大阪もビルの真ん中に
ぽつんとこういった場所が点在します。
レトロな風景が特に好きです
これからも昭和な雰囲気と猫を撮り続けたいと思います。
ありがとうございました。


阪 靖之






7.08.2017

一刹那のキョウユウ (岩崎愛子)




私の中の内在世界を
シャッターを押す瞬間
君に託す。


***

はじめまして。岩崎愛子と申します。
今回、恐れ多くも東京猫色さんに
ゲストとして投稿させていただきました。
東京猫色さんが東京の猫の姿を記憶し続けるように、
私も地元伊豆の猫を中心に撮影しております。
2年前に「五叉路」という5人組の猫写真グループを結成しており、
猫色さんのようなつわもの集団とは違いますが、
ゆる~くブログもやっております。
今後ともよろしくお願いいたします♪


五叉路ブログ

7.07.2017

一期一会 once-in-a-lifetime (豊崎 崇)




去年の11月20日の夜明け前。
船の上、歩み板で兄貴分が爪を研ぐと、
すかさず弟分も真似をする。
そんなキミたちの姿がなんとも微笑ましかったよ。
キミたちがいる素敵な光景に出会えたのは、
これが最初で最後になっちゃったね。
私にとって、
お金じゃ買うことの出来ない
宝物のような瞬間だったよ。


***

東京猫色ゲスト投稿祭りに参加させて頂きました
豊崎崇と申します。
四国の徳島からの投稿で、
愛媛の松本さんに次いで2人目、四国率高いですねw
どうぞお見知りおきくださいませ。
東京猫色の皆様、
私のような者をゲストに選んでくださり、
本当にありがとうございます。

東京というブランド、
都市に人知れず紛れ込んで懸命に生きる猫たち。
新進気鋭の個性ある猫写真家集団…なんというリアリティ。
なんて格好良いんだろう!
東京猫色さんが発足してからずっと変わらない私の気持ちです。
これからも猫写真界のリーダー的存在として
ご活躍祈念しております!

豊崎 崇
Blog : Cat Senses http://catsenses.jugem.jp/
2016年 松本 裕 × 豊崎 崇 二人展 
「四国猫ものがたり ~港町に暮らす猫たち~」
オリンパスギャラリー大阪(6/24~6/30)

愛媛県大洲市肱川町 風の博物館・歌麿館(7/15~8/29)
2016年 横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展 2016(11/2~11/7)
~今を生きる猫たちのキロク・キオク~に参加、出展。





7.06.2017

光ある場所へ ( ふかがわゆうこ )





叶うなら、
あの列車の灯りが照らす「光ある場所」へ
キミたちを連れて行ってあげたい。



***

はじめまして。
ゲスト投稿させて頂きました
「ゆうたん」こと「ふかがわゆうこ」です。
ほとんど東京から出ることなく
お外の猫さんを撮っています(単に出無精とも言うw)
長年憧れていました「東京猫色」に
投稿する機会を頂けてとても嬉しいです。

写真の場所は、見てお分かりだと思いますが
列車の高架下にある空き地で、
多くの猫たちが住んでいます。
都会の猫のオアシスのような場所ですが、
東京オリンピックによる再開発の波はここにも押し寄せ
今年の秋には工事によって
この空き地も無くなってしまうと聞いています。

何とかしてあげたいと思うばかりで、
今は何もできず彼らの姿をカメラに収めることしかできません。
間もなく見ることのできなくなる光景。
その中で生きる彼らに想いを寄せて頂ければ幸いです。

ありがとうございました。


ふかがわゆうこ
Blog:陽の光 街の灯り 猫の瞳:http://cat-yutan.blogspot.jp/

7.05.2017

ナイトフィッシングイズグッド (伊藤 匠)




東京猫色をご覧の皆様初めまして。
伊藤 匠と申します(`・ω・´)

2010年より猫撮影を始め、
現在は荒川の河川敷に生きる猫達をテーマに
「うたかたえれじぃ」として活動しております。
今回ご縁あって「東京猫色」にゲスト参加させていただきました。

久しぶりに埼玉から足を伸ばし
東京の路地裏や飲屋街を歩いてみたのですが成果は上がらず…。
やはり僕には水辺での撮影が波長は合うようで
写真は都内を流れる川での一枚となりました。

東京=コンクリートジャングルを想像しがちですが、
都会の片隅で人知れず繰り広げられている
小さなドラマを探してみてはいかがでしょうか。

***

伊藤 匠

BLOG

7.04.2017

さくらの季節に (さとう ゆみ)




さくらの季節
あっという間に過ぎてまったけれど
今年この場所で
 キミと一緒に見れたこと  忘れないよ。

また来年…再来年と
この穏やかな日が続くといいね。

ずっと見守っているからね。


***


東京で写真やってます。
ねこ写が多いですが
日常の何でもない風景なども撮り歩いています。
どうぞよろしく!

さとう ゆみ

HP: yumisato.wixsite.com/satoyumi
ブログ: http://nekos-photo.blog.jp/
インスタグラム:yuhana12



7.03.2017

流れ者現る! (青木干城)






子供が、私の後を見てるのに気づき振り返ると、
そこには痩せ気味の汚い猫が私に視線を向けて佇んでいた。
どうも、ご飯が貰える人だと感じて出てきたようだ。
桜猫で、目の前にカリカリをあげても、
逃げも威嚇もしないので人慣れもしてる。
君は、何処から来たのだろうか?



***

青木干城(あおき かんじょう)
1961年 茨城県生まれ。(3匹の猫と同居中)
          1989年 青木干城写真事務所(撮影スタジオ)を設立
     商品撮影(化粧品、ジュエリー、オーディオ 等)
の広告写真を撮影しております。

2010年オールドレンズのテスト被写体として猫を撮り始める。

※ 広告写真家としてはベテランだけど、
猫写真は、おっちゃんだけど若造です。


※ 猫写真Blog : ねこにゃんぽ   http://kanjo.blog.jp
Facebook:  https://www.facebook.com/kanjo.aoki







7.02.2017

埠頭歩き (藤井孝憲)





埠頭を渡る潮風を感じながら
ゆっくり歩を進め照射塔まで来たなら折り返し。
いつものパトロールコースかな。。。


初めまして藤井孝憲と申します。
「東京猫色」のリーダー池口さんからお声を掛けて頂き
ゲスト投稿をさせて頂きました。

広島県福山市在住で12年程、尾道や瀬戸内の漁港、
小さな島に暮らす野良猫たちを撮らせてもらってます。
(写真画像は瀬戸内海のほぼ中央に位置する島です)

ブログ「gotcha!」




で、「東京猫色」今年は写真展開催かな?、
メンバーさんも増え、今後も期待してます!


ありがとうございました。




7.01.2017

ラビリンス (佳音)





猫の迷宮は一本道であり、
他の道への選択肢は無い。
そこへ一歩足を踏み入れた者は、めくるめく快楽に囚われ
決して外界へ戻ることはできない。ー『猫の教典』より


***


この度ゲストという栄誉に授かりました 佳音 と申します。
「東京猫色」の皆さん同様、猫の迷宮の囚人です。
鄙びた里山にて迷宮の快楽に身をやつし、宮内の雑居房
「ねこゆひ」へ出入りを許されております。
雑居房ともども、お見知り置きをいただけましたら幸いです。



***

佳音facebook  https://www.facebook.com/canon.okamoto
BLOG「ねこゆひ」   http://nekoyuhi.blog.fc2.com/
「ねこゆひ」facebookページ https://www.facebook.com/nekoyuhi/