ラベル 巣山サトル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 巣山サトル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

6.08.2024

かけがえのない来客


久しぶりに伺った友人宅の、台所の窓の向こう側、壁の上に猫。

時間になると会いに来て、しばしの歓談。

ひとしきりを済ませると、なにか言いながら、どこかへ去っていく。

なんだかホッとするひとときでした。

近くにいることは知っているけど、どこの誰だかはよくは知らない。

よくは知らないけれど、近くにいるさ、知っている。


この時間、この場所のかけがえのない来客。


そんな人も、沢山いたもんだけどな。最近は見かけなくなったよ。







1.28.2024

壁の上の猫

 


気持ちに、ほんの少しの余裕があれば、優しくなれると思うんだけど。

気忙しい心にも、散らかった部屋にも、余裕を置いとく余裕がない。

まずは目の前にあるものをひとつづつ片付けていくことから。



12.08.2023

いつもの光景



路地裏に溢れる自転車はいつもの光景。
その脇を抜けてくるのも、いつもの光景。

師走の夜の街。

季節外れな暖かさだったり急に冷え込んだり、
今年の冬はいつもに増して天候不順。

けれど、暖かな夜が続くのは、
猫にも、人にもありがたい。


 

11.08.2023

木枯らし



異常に暑かった季節は、あっという間に冷えていく。
凍えて寂しいのは、躰よりも気持ち。

しっかり温めながら、次の季節の準備を。

 

10.28.2023

期待はずれの人。




 夕方になって、通り過ぎる人を一瞥しながら待つ猫2匹。

立ち止まったぼくを、残念そうにみつめる猫2匹。

いつも写真だけ撮って去っていくぼくは、きっと期待はずれの人。

9.18.2023

路上の自転車


↑ 2023年、東京某所。

東京の、特に駅前周辺の路上には、自転車が山のように停まっていて。

というのは、ずいぶん昔の話。

最近は、自転車置き場の整備も進み、放置自転車対策が進んでいる。

だけど、まだ駅前放置自転車が問題になっている地域はありまして。

路上の放置駐輪は邪魔だし危ないし、景観にもよくない。

ダメですよ、きちんとマナーを守ってご利用ください。


↓ 2000年頃、東京新宿。

やっぱりコレはまずいよね。少し前の、東京の違法駐輪。






8.18.2023

ルーティン


 夕方になると、幾分涼しさも感じられるようになってきた。

川沿いの歩道脇を30分ほどジョギングするのがルーティン。

そんな人を傍に眺め、毛繕いしながら夕涼みするのがルーティン。

そんな様子に出会えることを期待しながら、カメラを片手にぶらぶら散歩するのがルーティン。


そんな、それぞれのルーティン。

そんで、日が暮れてまた明日。

変わり映えなく繰り返す日常も、そう悪いもんでもない。

7.30.2023

鯨に乗った白猫


暑中お見舞い申し上げます。

暑い、熱い、あつい。

こんな日は鯨に乗って海底まで潜っていたい・・・。 

6.08.2023

雑踏する街角


人を集める場所は、自然と斉一化され、異質なものを排除して、混乱や煩雑な状態を嫌う。

人が集まる場所は、自然と雑多になって、全てのものに居場所を作る。人にも猫にも、自転車にもビール箱にも。

ま、難しいこといっても、要はバランスの問題なのだろうけどね。

なにごとも極端なのは居心地悪いんだよ。

5.18.2023

空の下。


一日が終わって帰路につく人もいれば、
ここは寄り道して道草を食っていく町。

空の下もいろいろだけど、
いろいろだからいいんじゃあない?
だって、だから楽しいんだよ、あなたといると。
きっとね。

東京猫色

 

4.23.2023

権利


 

ヒトには権利とかってのがあるらしい。

きょうの夜8時までらしい。

ヒト以外に、そんなもん持っているヤツしらんけどな。

4.08.2023

Grooming up!




春のお日様の下で。

暖かな日差しの下、いろいろ整うのは、
猫だけじゃなくて、人も、メダカも、水草も。


 

3.28.2023

町のグラデーション



 大きなビルが立ち並ぶ一角に、トタン屋根に木壁の建物。
いわゆるバラックや、ほったて小屋と呼ばれる建物。

剥き出しの配管、だらしなく絡まる配線。
でも、そのひとつひとつに設置された意味があって、
役に立っていたことがあって、
今は意味を失っているかもしれないけれど、

コンクリートで隙間なく作られたビルが乱立する地域で、
「猫たちの居場所」という新しい意味が生まれている。

そんなグラデーションのある町が、好き。

2.18.2023

春はもうすぐ



陽が当たる時間、冬のトタンの屋根はさながら岩盤浴、なのかもね。

春はもうすぐ。

 

1.18.2023

階段上の猫



日が暮れる前に、
あの場所へ行けば、いつだって君に会える。

そう思いながら、
今日も窓から夕陽を見てる。




 

12.30.2022

年の瀬、日暮れどき




本年も東京猫色、ご覧いただきありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

12.08.2022

秋の終わりに




黄色くなった銀杏の葉が全て散ると、東京に冬が来る。

 

11.18.2022

それぞれの朝時間



それぞれの朝時間。

一日のはじまりの、ほんの少しの邂逅。

 

10.18.2022

感謝


 
あれから10年が経って、いろんなことが変わって。

場所も大きく変わって、状況もさすがに変わって。

街も変わる、人も変わる、

それでも変わらないことが、あったりなかったり。

いまここにいるぼくらにだけ、同じ時間が流れている。

・・・

そんな10月も後半戦。

寒くなるからさ、無理せずにいこうよ。









10.08.2022

夜長散策



    
    10月。毎週、日没が10分ずつ早くなるらしい。
    ひと月かけて40分、夜が早く来る。

    夜にしかできないことを、楽しむ季節なのかもしれないね。