5.26.2022

下町の壁。


急速に張り巡らされつつある下町の壁。

昨日までの隣組はフェンスにより分断され
かつての幼なじみたちはその彼我で
全く異なる人生模様を歩み始めました。

近い将来の破壊と進化を知っているのか知らざるや
変わらない猫たちの姿が心の救い。

今しばし、許された時を存分に遊んでおくれ。

5.24.2022

ずんずん

                

以前は、猫が沢山エリア

最初に立ち寄った時には、全く気配もご飯の器も無かった

帰りにもう一度と思い覗いてみた


もしかして

君に会うのは何年ぶりだろうか?

やはり

片目のトラちゃんだった

・・・・・・・・・・・・
 
あおき かんじょう

5.22.2022

元気そうだね。


久し振りに近所の繁華街の猫さん達に会って、写真を撮って来ました。

やぁ! 元気そうだね。
後ろのビル、これからどうなるの・・・? 

街が変わってしまうのは寂しいけれど、
君たちが元気そうで、よかったよ。

やすえ ひでのり



5.21.2022

日向と日陰


 
もう日向は少し暑いでしょうか
でもお日様好きの猫は
日向を選ぶのですね

初夏の爽やかな陽気が
もうしばらく続くといいな

chiaki Y



5.13.2022

判明

 



周囲の環境が複雑な中

ご飯のあるお宅までどうやって来るのかとずっと疑問だったのだが

ついに現場を押さえることが出来た


この抜け道からショートカットしていたのか!



生き抜く知恵と逞しさを身に付けた猫の一面を垣間見た気がした



*****



Naoe Shimada





5.09.2022

ごちゃごちゃ

 



自動販売機と送水口と看板とシャッターと煉瓦の仕切りと・・・
なんだかまとまり無くごちゃごちゃしていますが
その「ごちゃごちゃ」に紛れて
猫は人の行きかう街中で
しっかり居場所を作って生きています
---------------
ふかがわ ゆうこ

5.06.2022

非日常の日常景色。


 一見、よくありがちな下町の日常風景。

人と猫との穏やかな共棲がうかがえますが

意外にも稀有かつ非日常の景色でもありまして。


「ここに猫がいてくれたらなあ~」。

この道を通る度に猫神様にお願いしながら

通い続けた10年目の4月30日、遂に機会に恵まれました。


猫との出会いは一期一会。

奇跡にも似た、非日常的な邂逅を積み重ねてこそ

下町の日常は記録できるのかな。


要は通い続けること、諦めない事。

継続はやはり力なのだと確信しています。


さあ、下町猫写んぽの本格再開です。




5.03.2022

折々の花

 



ハナニラ たんぽぽ ツツジ


丈夫で手間いらずだからか、

一般的に扱いが軽くなりがちな植物


自然の猛威に脅かされた時もあっただろうに

毎年忘れずに花を咲かせる。…健気である



お日様はあと少しで咲きそうな一本を照らし

黒猫は足元の花を上手に避けそっと根元へ。


お日様と黒猫でツツジを応援しているように思えたのだった




*****



Naoe Shimada




5.01.2022

材木の山



閉店してしまった銭湯
材木の山は
しばし
猫の遊び場になる

chiaki Y