6.22.2013

眠る

130622tc04
ビルのすき間。
通りからほんの1mくらい入ったところ。
でも、誰も気づかない、かな。
そうだね、気づかないね、ここならね。

きみはもう、起きている時間より
眠っている時間の方が長いんだろうね。
最後に走ってる姿を見たの、何年前のことだったろう。
いつでも、僕の顔を見るたび、
なーとひと声鳴いて、緩慢な動きで暗い隅っこへと姿を隠す...。
よかった、今日は逃げずに、そのまま眠ったね。

いつもしつこくてごめん。
どうか、ね、
よい夢を。





2 件のコメント:

  1. こんばんは_☆

    ただただ懸命に 命を生き抜くこと
    それが全てなのですね・・・

    人も同じなのかもしれないと 教えられているようです

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  2. コメントありがとうございます。> 夢耶さん
    そうですね、街の猫を見ていると、学ぶこと、自分に重ねて思うこと、がたくさんあります。
    勝手に受け取ったり、重ねたりしているだけ、なのですけどね。

    返信削除

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