暑中お見舞い申し上げます。
暑い、熱い、あつい。
こんな日は鯨に乗って海底まで潜っていたい・・・。
気付けば猫が影の国へと
姿をくらます季節の到来です。
昼下がり猫撮り派の僕にとって
まったく商売あがったり。
今年は一際長くなりそうだな…。
朝は寝ている、昼は暑すぎる
夜は飲んでいる…。
事ここに至って、何かをあきらめることでしか
シャッターチャンスは訪れなさそうです。
いやはや。
猫も人間もきょうだい仲良く・・・。
いずれはひとりだちして
それぞれの道を歩くことになっても
心のどこかに小さなころの思い出が残っていれば
再び寄り添い支えあうこともできるかもしれない
* * * * *
話ズレますけど、
「きょうだい」って英語にすると
中学校で習った時の範囲だと「Brother」「Sister」
しか思いつかなく。
今まで疑問に思ってもまともに調べたこともありませんでした。
「Siblings」ってGoogle先生によると
「 生まれた順や性別に関係なく、片親または両親を同じくする子供たち」
だそうです。
知らなかったのは自分だけでしょうか・・・
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ふかがわ ゆうこ
この距離が限界でした。
僕の靴が地面を擦った瞬間
君の姿は影の国へと消えていました。
う~む、最近近寄れない(泣笑)。
気持ちの焦りを見透かされているのかもしれないな。
仕事も生活も猫写も、ちょっと深呼吸。
ふくらはぎが攣りそうなくらい背伸びをし
腕を目一杯伸ばしてライブビューで撮る
必死でワタワタしてる姿を怪訝な目で観察していた(笑)
どうしても撮りたかった理由は
いかにもオスねこ然とした大きな顔がとてもチャーミングだったことと
背後の激渋レトロ物件が見事な錆具合だったこと
その調和がとても美しく映り、私の心を鷲掴みにしたのである
家はほどなくして取り壊されてしまった
美しいと感じるものは好みの問題もあり人それぞれだが
自分がグッと来る風景に出会う機会も限りがある
今回はとてもラッキーだった
小さな幸せみたいなものを自分の足で歩いて見つけ、これからも拾い集められたらいいな
裏の路地で昼寝をしていた黒猫を見ながらそんなふうに思った
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Naoe Shimada