この町の再開発にもいよいよ拍車がかかった模様。
かつて何匹もの隠れん坊と出会ったこの聖地も姿を消しました。
ますます、気合の秋にせねば、ですね。
近眼で老眼の上、熱射病予備軍でもある僕ですから
このような状況下では、ほぼ100%猫の姿を見逃してしまう~。
今回はクロ君が送ってくれたビームを辛うじてキャッチ
やあやあと再会の挨拶がかないました。
君を「東京猫色」で紹介するのは多分3回目。
東京猫色 : 一瞥もくれず。 (tokyonekoiro.com)
東京猫色 : ガラガラと路地に響けば。 (tokyonekoiro.com)
ひょっとしたら兄弟違いかもしれないけど。
これからも、ひとつ、よろしく。
気付けば猫が影の国へと
姿をくらます季節の到来です。
昼下がり猫撮り派の僕にとって
まったく商売あがったり。
今年は一際長くなりそうだな…。
朝は寝ている、昼は暑すぎる
夜は飲んでいる…。
事ここに至って、何かをあきらめることでしか
シャッターチャンスは訪れなさそうです。
いやはや。
この距離が限界でした。
僕の靴が地面を擦った瞬間
君の姿は影の国へと消えていました。
う~む、最近近寄れない(泣笑)。
気持ちの焦りを見透かされているのかもしれないな。
仕事も生活も猫写も、ちょっと深呼吸。
しかし、次の瞬間には、止めるなよ!
と空威張り丸出しの誰かさん宜しく走り去りました。。
思わず、寅ちゃん、と見送った午後の一瞬間(笑)。
自分が一番よく分かっているけれど
それでも2時間かけてここまで来たんだぜ、もう少し
愛想の一つもくれたっていいってもんじゃないかい…。
I先生を筆頭とする、向こうから寄ってくる
才能をお持ちの猫写真家さんたちがうらやましい~。
お気に入り毛布との格闘に夢中で
距離5mでカメラを向ける僕にまったく
お構いなしのシロ鼠君でした。
実はこの後、仲間に入りたくてたまらなかった
クロ君の急襲に遭い、大喧嘩へと至りました。
その様子は…、僕の腕前とカメラの性能では
到底追えるスピードではなく…。
と、さりげなく愛機に責任転嫁してみる(すまぬw)。
全速力で幼なじみの家にダッシュ。
板塀の下から首を突っ込み
「○○ちゃん、遊びましょ!」と
三角ベースに誘い合うのが日課でした。
あれから半世紀以上が経ちましたが
楽しい幼年の記憶は今でも色あせません。
本日も懐かしい家並みを見つけましてね。
さすがに首は突っ込めないので
心の中で「ブチ男君、遊びましょ!」
と呼びかけてみたわけです。
そしたら、ね(笑)。
懐かしき思い出に、ありがとう。