5.26.2023

一瞥もくれず。


 そりゃあ影も髪も薄い人間だということは

自分が一番よく分かっているけれど

それでも2時間かけてここまで来たんだぜ、もう少し

愛想の一つもくれたっていいってもんじゃないかい…。


I先生を筆頭とする、向こうから寄ってくる

才能をお持ちの猫写真家さんたちがうらやましい~。


5.25.2023

躊躇い

 




進もうか 降りようか 戻ろうか…と


少し迷って枯れ草ベッドのある塀の向こうへ。



電車の定期的な走行音が眠りを誘うのかな


青空の下の昼寝って最高だね



*****



Naoe Shimada





5.22.2023

天気の良い日に。


当日は天気が良く、 
僅かに見える空は青空。

東京の空の下、
太陽の光をいっぱい浴びて、
仲良く遊ぶ猫さん達も、凄く嬉しそうでした。


やすえ ひでのり

5.18.2023

空の下。


一日が終わって帰路につく人もいれば、
ここは寄り道して道草を食っていく町。

空の下もいろいろだけど、
いろいろだからいいんじゃあない?
だって、だから楽しいんだよ、あなたといると。
きっとね。

東京猫色

 

5.16.2023

夢中時間。

 


お気に入り毛布との格闘に夢中で

距離5mでカメラを向ける僕にまったく

お構いなしのシロ鼠君でした。


実はこの後、仲間に入りたくてたまらなかった

クロ君の急襲に遭い、大喧嘩へと至りました。


その様子は…、僕の腕前とカメラの性能では

到底追えるスピードではなく…。


と、さりげなく愛機に責任転嫁してみる(すまぬw)。

5.15.2023

彩り

 




塗り分けられたドア

鮮やかな色彩が目をひく


気を取られている間に

キミはどこからともなくスッと現れた


人の生活に溶け込み、日々を送るキミは大切な仲間


気付いてないだろうけど

この街の日常も豊かに彩ってくれているんだ



さてさて

今日のごはんはどのドアからのお届けかな



*****



Naoe Shimada



5.12.2023

猫さんの、細道。


高架下を、
行ったり来たり、〜猫さんの細道。

金網の向こう側は、裏通り。
金網を越えれば、表通り。


こちらは、表通り。

やすえ ひでのり

5.11.2023

5月の夕暮れ



おじさんから
夕ご飯をいただいた

もうすぐ18時

お日様の余韻をもう少し楽しみたい


陽が延びましたね。
ゆっくり穏やかに暮れてゆきます。


chiaki Y




5.09.2023

俺は、行くぜ

カメラを抱えて追いすがる(?)私に

「ついてくんじゃねーよ」とばかりに一瞥をくれて

彼は去っていきましたとさ。

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ふかがわ ゆうこ

5.06.2023

板塀の呼ぶ声。


 ランドセルを放り出すや

全速力で幼なじみの家にダッシュ。

板塀の下から首を突っ込み

「○○ちゃん、遊びましょ!」と

三角ベースに誘い合うのが日課でした。


あれから半世紀以上が経ちましたが

楽しい幼年の記憶は今でも色あせません。


本日も懐かしい家並みを見つけましてね。

さすがに首は突っ込めないので

心の中で「ブチ男君、遊びましょ!」

と呼びかけてみたわけです。


そしたら、ね(笑)。

懐かしき思い出に、ありがとう。




5.05.2023

心を寄せて

 





被毛についた霧雨が重たい雨粒に変わる頃

男性は現れた


猫たちの良き理解者は

凍えそうな寒い日も、溶けちゃいそうな暑い日も

傘が飛びそうな激しい雨の日だって

毎日欠かさずご飯を運んでくれる



姿を見つけると猫は鬱陶しそうに首をかく

まるで「待ちくたびれたよ」と言ってるみたいに


少しくらい毒づいても笑って許してもらえる間柄だよね


猫と男性との信頼関係が眩しく写った夜だった



*****



Naoe Shimada





5.02.2023

美味しい時間。


 美味しい時間は、凄く楽しくて、とても大切な時間。
だから、
のんびり、ゆっくり、マイペースで。

やすえ ひでのり

5.01.2023

荷台の猫



このまま車が走り出して
知らない街へ…

そんなことが絶対おきない
注意深い目だ!

chiaki Y