10.08.2019

とある写真展を見たあとで



写真展を見に出かけた。
写真展の余韻に浸りながら駐車場でバイクに鍵を差し込んだら、すぐとなりに猫がいた。


気がつかないから、いないのか。
気にしていないから、気がつかないのか。
そういうことって、実はたくさんあるのかもしれないね。

本当はいつも傍にいて、ただぼくらが見ていないだけ。
見えていないだけ。







その写真展は、

壮大な母子のストーリーを丁寧にすくいとった写真と、
箱庭のような場所で、遠いようで近い距離感と作家との関係性を写した写真、
見事に切り取ったフレーミングを通して、作家さんの視点を体感する写真と、
雑踏の中に見過ごしてしまいそうな刹那の瞬間、視線の邂逅をスナップした写真。

そのどれもが際立っていて、だから見ていて飽きない。
4人の写真家たちがそれぞれに見てきた猫。

5月に東京猫色を卒業した池口正和さんが参加しています。

写真展「c love r
10月8日-10月20日
月曜休廊(日曜17:00迄)




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