4.30.2014

Another roadside tragedy.

Another roadside tragedy


雑木林を抜けて駅へ向かう道の途中に、いつも見かける猫がいた。
毛も肌も荒れて、あばらが浮くようにやせ細っていたけど、目には強い力を宿らせいて、
真っ黒な背中はまるで古びたマントを羽織っているようだった。
 ひそかに僕はその猫のことを、魔女と呼んでいた。

自転車が通るたび、車が来るたびに、道の横へ避けるのだけど、
気づくとまた、道の真ん中付近へいって座っている。雑木林の方をじっと見つめて。

いつの頃か姿を見かけなくなった魔女。
彼女が何を見ていて、何を待っていて、
そしてどこへ行ったのかは、誰も知らない。










4.27.2014

行って、還る

140413tc04
EOS 6D, EF40mm F2.8 STM

あの奥の、青いバイクのあたりが、いまの、この子のテリトリー。
まあ、まだいまは、ね。








4.26.2014

お久しぶりね


「お久しぶりね」
久しぶりに訪れた街で、
久しぶりに会った猫さんと。

4.25.2014

ぐいー。



猫が背中伸ばしてるのって、何か気持ち良さそう(笑)


4.24.2014

真夜中の出会い

FUJIFILM X-T1




初めての街で
まずは
自己紹介からかな



池口正和




4.19.2014

昭和幻燈小路


空のすき間から高層ビルが顔をのぞかせる
平成と昭和を行ったり来たり
タイムスリップしたかのような昭和幻燈小路
道ばたのおばあちゃん猫はその案内猫か

4.17.2014

To Live

FUJIFILM X-T1+XF23mmF1.4R



ある朝
東京の片隅で



池口正和



4.16.2014

エレベーターホール

Entrance to an elevator


扉が開くのを、
誰かが扉を開けるのを、待っています。




…あんまり期待してないけど。

4.13.2014

やあ

140413tc01
EOS 6D, EF40mm F2.8 STM

やっと会えたね。



自分のblog「TOKYO CATS」にも投稿しています。
同じ日、別の場所、同じ猫。





4.12.2014

さくらチルチル


まどろむ猫に 花びら いちまい 舞い降りた

「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらん」 (紀友則)
 とはよく言ったもので、やっと咲いたかと思った桜は、あっという間に散ってしまいますね。
今年は春先に寒い日もあったので、少し長持ちしましたか。おかげで先週提出できな
かった宿題なんとか間に合いました。池口さんの写真と同じロケ地なのは見逃して下
さい(W)。 

4.06.2014

おすそ分け

140322tc01
EOS 6D, EF40mm F2.8 STM

やあ、ここの子たちも、もらってるんだ。
知らなかった。
大通りで待ってた子たちがすがたを消した、からかな...。

おすそ分け。
寂しさも少し、分けてもらった感じがする。







4.05.2014

東京すき間家族


昨日と一昨日と桜猫の写真が続いておりますが、
すみません、今年(も)撮れておりません。
ということで、僕はやっぱりすき間の家族風景。
いや、絶景絶景(つよがり)。

4.04.2014

桜さん、こんにちは。



今年は桜を撮ってないので、ずいぶん昔に撮った一枚から。

もう、すっかりこういう写真は撮らなくなっちゃいました(笑)

4.03.2014

桜色と猫たちを独り占めした朝

FUJIFILM X-T1



桜色というよりは
菜の花も綺麗で
春色かな

お昼前には
平日にも関わらず
お花見する人、カメラマンで賑わい
僕も猫たちも
何となく居場所がなくなりました



池口正和

(4月から木曜日を担当することになりました)