６つの目

町へ出て行って、家に帰って来る間に、 何千、何万という人々と同じ場所に佇んで、
すれ違って、過ごしているんだと思う。
けれど、見ているようで見ていない、目の前の人のこと。 そりゃ、いちいち見ていられないよね。


でもさ、
今、目の前にいるあなたの目すらも、 まっすぐ見れていないんじゃないか？
本当に見なければいけないことからも、 目をそらしたままなんじゃないか？
向けられた６つの目に射抜かれながら、 僕も彼らを見つめていた。

動かざるもの

難攻不落の砦であり

惰眠をむさぼる寝床でもあり

そして

実は

友達でもある

話しかけても応えてはくれないけれど・・・

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高みの見物

FUJIFILM X-E1

この狭い路地を

キョロキョロしながら
行ったり来たりしてる姿を
そんな高い場所から

見られていたかと思うと
ちょっと恥ずかしいな

でもさ
そこにいるのは

初めてじゃない？

今まで

気付かなかっただけかも

しれないけどさ

池口正和

刹那

EOS 6D, Planar 50mm/f1.4

急に、目の前をこの子が横切った。

咄嗟にレンズを向けたけど、カメラを顔の前に持ってくるのが精いっぱい。

あいにく、MFレンズ。フォーカシングするひまもなかった。

運を天にまかせてシャッターを切る。

夜の、遊歩道。

夜の、一瞬。

できたら、今度はゆっくり撮らせてね。

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自分のblog「TOKYO CATS」も更新しています。
同じ夜、別の路地、別の猫（たち）
「兄弟」

前通りまーす。

中々に堂々とした歩き方ですね。
こういう子は見ていて素直にカッコイイなーと思います。

涼夏の夜

FUJIFILM X-E1

猛暑も夏休みに入ったのか

東京は涼しい日が続いています

本来なら僕の更新は日曜なのですが
色々な用事を済ませ

夕方帰宅して

ひと休みしてから更新しようと思っていたのですが
ひと休みが爆睡になってしまい

気が付いたら月曜になっていました

でもそのおかげで

夏の疲れも少し取れたような気がします

やっぱり睡眠って大事ですよね

今週も頑張りましょう

池口正和

新しい住人

EOS 6D, Planar 50mm/f1.4

かつての、猫たちのストリートへ。裏路地へ。

ここも、姿をみかけなくなって久しいと、思っていたのだけれど。

最近、君が居着いたんだね。

君と、相棒の子とね。

携えてきた古い50mmで。

久しぶりに、開放で1枚。

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同じ朝、同じ路地、同じ猫、です。

「路地の奥」

シャア専用

赤いミニクーパー。
3倍早いです。
Gが凄いので一般兵は乗りこなせません。

この子はメカニックです。
大佐の能力は未知数だと言ったとか言わなかったとか。

虚構

 

金網越しに見える東京は

実は

たちの悪い

蜃気楼なのかもしれない

真実は・・・

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線図

FUJIFILM X-E1

いくつのラインを越えれば

君とか

本当の自分とか

夢とかに

たどり着けるのかなぁ

池口正和

熟睡

EOS 6D, EF40mm F2.8 STM

遠く、路地の入り口から、

小さく、黄色い足先だけが見えた。

猫の足かな？と思ったら、本当にそうだった。

時間をかけて、近づいた。

ん、よかった。起きなかったね。

ひと気のない路地の奥。

小さくうなる室外機。

こういうところが涼しい季節。

休息

近づいてきたのでじゃれてくるかと思ったら、
何もせずにスッと隣に座りこんでそのままスヤスヤとお休み。
すぐ隣にいるけど馴れ合うわけでもないこの距離感。

この子の方が僕より1枚上手でした（笑）

あたりまえのことだけど

冬は凍える寒風に、 夏は照りつける陽射しに、
耐え凌ぐことは、厳しいけれど、 あたりまえのこと。
だけど、無理はしない。 これも…、あたりまえのこと。
無理してません？ それは今、必要なこと？ そのやり方しか、ないのかな？ ちゃんと水分とって、身体を休めて下さいね。
やるときは、やるしかないんだから、そのときのために。





関東では梅雨明けて、あたりまえではない暑さの日々が続いています。 どうぞ、無理せずに、お体ご自愛下さいませ。

光の演出

Nikon D700

古びた路地

隙間から漏れる光が演出する

美しい姿に

ただただ見とれながら

今、この時間だけは

誰も邪魔しないでくれと

息を殺して

シャッターを切る

池口正和

大通り

EOS 6D, EF40mm F2.8 STM

朝。大通り。

待ってる。

すごい、集中力。

行き交う人も、さ、

耳さえ、揺らせない。

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別の朝、別の通り、別の猫。
「惜しい！」

おさんぽ、おさんぽ

あれ？　今週はモノクロ週間ですかにゃ？

神聖な場所

僕らには僕らにしか見えないものがあって、 彼らには彼らにしか見えないものがある。
でも実は、彼らには、
僕らには見えないものが見えているんじゃない？
って、ことが、よくある。
それが野生なのか、本能なのか、 それはわからないけれど、 見えるものだけが、すべてではないってことだ、たぶん。

白昼夢 〜どこかのアパート〜

居眠りの中にまで

 猫たちが出てくるようになったら

それは

まぎれもなく

猫風邪をひいているのです

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